西金砂神社@茨城県常陸太田市
○ご紹介
72年に一度の奇祭、「大祭礼」。
その出発点のひとつが、こちらの西金砂神社(にしかなさじんじゃ)です。
こちらが一の鳥居…って木に隠れてるじゃないですか。
一の鳥居をくぐると、長い石段が見えます。
すでにこの日「艫神社」→「花園神社」→「鷲子山上神社」と巡ってきた私にとって、この石段はSAN値をゴリゴリ削る景色です。
ああ神様はどうして皆様高いところにおられるのですか…
御鎮座千二百年。
こちらが拝殿です。
拝殿の下を覗き込んでみると…なんでしょう、獅子鼻でしょうか。
ずらっと並んでいます。
本殿はもう少し登ったところにあるそうなので、せっかくですからお参りを。
待って、ねぇ待って。トレッキングですか?
手すりが見えますけどその先はどうなってるんです?
本殿はまだ先なのでしょうか。
もう足がガクガクです。
しかし、ここまで来たんですし引き返すわけには。
きっとこれを登り切ればそこに
そこに…そこにも石段。
しかもこの手すり、毛虫がもじゃっといたりで結構怖かったです。
そしてこの石段を登りきると…そこには…
ございました!本殿です!
大祭礼はこちらの西金砂神社と「東金砂神社」(ひがしかなさじんじゃ)がスタート地点となっております。
なんのスタートかと申しますと。
あ、ちなみにこんな山の中にいらっしゃいますが、祀られている神様は
「あわび」です。
なんでこんな高いところに登って参られた…
しかもです、72年に一度の水浴び大祭礼だけでなく、数年に一度海の水を汲んできて掛けて差し上げるのだとか。
次の大祭礼は2075年。私生きてますかねぇ。
もし生きていたらお邪魔したいものです。
100歳まで生きれば見れるのかな。
冬の朝などは富士山まで見晴らせるとか。
登るのが大変だった場所は、やはり景色が美しいですね。
こちらは降りるのも大変でしたけど…
なお宮司様とお会いできなかった為、御朱印を授かるのはまたの機会と致しました。
日を改めてまたお邪魔したら、きっとまた本殿までお参りするんでしょう。
そんな気がします。